粋な一言
三千世界のカラスを殺し![]()
勤皇倒幕の志士である高杉晋作の作といわれている、有名な都都逸である。都々逸は七・七・
「夜明けになると、あんたは帰ってしまう。だから口うるさく鳴いて起こす あらゆる世界のカラスを全部殺して、あんたとゆっくり朝まで添い寝してみたい」と、せつなくて、はかない女心を表現している。
都都逸は作者不詳が多く、この歌も高杉晋作がどこかで聞きかじり披露したため、それを初めて聞いた客人が高杉晋作の作としてしまった可能性もある。現に、木戸孝允や久坂玄端の作であると言う文献もあり、天保年間、江戸の寄席
それにしても、こんな粋なざれうたを、三味を弾く女性のひざまくらで聞いたら、さぞかし気持ちの良いものだろうな。日本人に生まれて良かったと、つくづく思う今日この頃です。
《好きな都都逸》
恋に焦がれて鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす
主と私は、玉子の仲よ、わたしゃ白身で黄身を抱く
惚れさせ上手なあなたのくせに、諦めさせるの下手な人
諦めましたよ、どう諦めた、諦めきれぬと諦めた
いれて恥ずかし あなたにまかせ 夢見心地の 耳そうじ
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